vol. 043 「第1回東京マラソン」(2012年2月27日掲載)

今年(2012年)も2月26日に東京マラソンが開催されました。
3万人以上のランナーが大都会、東京の街中を走るマラソン大会。
近年、東京マラソンに続いて、大阪マラソン、神戸マラソン、京都マラソン、
名古屋ウィメンズマラソンなどなど、各地の大都市で数万人規模という
マラソン大会が誕生しています。
これらの原点が東京マラソンであったことは疑いの余地もなく、昨今の
「マラソンブーム」の象徴的な存在が東京マラソンです。

そんな東京マラソンも今年(2012年)で6回目の開催でしたが、記念すべき
第1回大会は2007年でした。
この2007年の第1回東京マラソンにおいて、私は計測実務の担当者を務め
させていただきました。2006年に前勤務先の株式会社ランナーズ(現アール
ビーズ)を退職していた私は、起業の準備期間として個人事業主として
前勤務先からの仕事の委託を受けていました。第1回東京マラソンもそういう
立場で実務担当を務めさせていただきました。

今回は第1回東京マラソンを振り返ります。



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この写真は大会の6ヶ月前。東京マラソンではスタートからフィニッシュまで、
途中5km毎の計測地点を含めて全部で13ヶ所もの計測をおこないます。
当時の計測機材はその計測場所によって感度が影響を受けるため、あらかじめ
全ての計測地点で機材の感度チェックをおこなって問題がないことを確認
しました。(上の写真は40km地点です)


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この写真は大会の1ヶ月前。再度コースを回り、13ヶ所全ての計測地点の
ロケハンをしました。この時の趣旨は、各地点の地下鉄の最寄駅と最寄出口を
実地調査することでした。東京マラソンでは計測スタッフがアルバイトも含めて
総勢113名にものぼりましたが、スタッフ向けにマニュアルを作ります。
マニュアルの中に各地点のアクセス方法や移動方法も載せないといけないためです。
(上の写真は品川折り返し地点)
東京マラソンの計測マニュアルは私のキャリアの中でも最も分厚いマニュアルに
なりましたが、この時のマニュアル作りの経験も今につながる血肉になっています。


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大会の4日前に、計測機材の一斉チェックをおこないました。13地点分の計測
ですので、ものすごく大がかりです。4トントラック2台分の機材量です。    


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東京マラソンと言えば、選手受付と出展ブース販売を兼ねたマラソンエキスポ
が有名です。現在は東京ビッグサイトで開催されていますが、2007年のマラソン
エキスポは東京ドームでおこなわれました。 


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ずらりと並んだ選手受付ブースの様子です。


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東京ビッグサイトのフィニッシュ地点は、2007年から今も変わっていません。
2007年の第1回大会は冷たい雨の中の開催でした。ランナーには気の毒なコンディション
でしたね。
記念すべき初代優勝者は男子がダニエル・ジェンガ選手(ヤクルト)で2時間09分45秒、
女子が新谷仁美(豊田自動織機)で2時間31分01秒でした。


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東京ビッグサイト内に設けられた記録室でオペレーションをおこなっている私です。
記録処理に使用したパソコンの台数は30台以上で、これも過去に経験したことがない
数字でした。当然、1人でオペレーションするわけではなく、チームで役割分担を
して4人がかりで作業に当たりました。(私の担当はメインの集計作業でした)


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この記録室、過去に経験したことがないほど広大なスペースが与えられており、
驚くほどの広さがありました。



2007年の第1回東京マラソンが日本における初の3万人
規模大会であり、その計測実務を担当させていただいた
ことは私にとっても大きな経験となり今に至っています。