さて、今年(2011年)も10月15日に東京都立川市で開催されました「第88回箱根駅伝予選会」の計測を弊社で担当させていただきました。 2007年から弊社でずっと計測させていただいていますが、下の写真はその箱根駅伝予選会を走り終えた、ある選手のひとこま・・・。


実は今から15年前の私の写真です。 1996年10月27日の「第73回箱根駅伝予選会」を走っていたのです。 今月のコラムでは箱根駅伝予選会について書いてみたいと思います。
お正月の風物詩として日本人なら誰もが知っているぐらい有名な箱根駅伝。この箱根駅伝に出場するためには、前年の箱根駅伝でシード権を獲得するか、もしくは箱根駅伝予選会を突破しなければなりません。
この箱根駅伝予選会には40校以上の大学が参加し、そのうちわずか9〜10大学が箱根駅伝への出場権を手にします。
予選会そのものはかなり昔からおこなわれていましたが、現在のように20kmレースでおこなわれるようになったのは1964年からで、1966年からは10人の合計タイムで順位を決めるようになりました。
箱根駅伝が社会現象化したのは1990年代以降です。以後、箱根ブームは過熱し予選会の注目度も急上昇、予選会もTVでオンエアされる時代です。

(2010年の第87回箱根駅伝予選会)

ここで話は変わりますが、私は慶應大学に在学中、箱根駅伝予選会を1度走っています。1996年の第73回箱根駅伝予選会です。

(当時20歳の私)
この時、レースのリザルトの片隅に「RECS」という文字が印刷されていたのを当時の私は全く気が付きませんでした。実はこの時のタイム計測を担当していたのが、のちに私が入社することになる株式会社ランナーズ(現社名アールビーズ)だったのです。「RECS」はランナーズが開発した計測システムです。ちなみに当時はチップ計測ではなく、バーコード計測でした。
やがて時は流れ、箱根駅伝予選会のタイム計測は他社さんが担当する時代になりました。
そしてさらに時が流れ、2007年、私は計測工房を設立しました。そして何ということでしょう、
この2007年から箱根駅伝予選会の計測の担当は、計測工房になったのです!
以来、弊社で計測を担当させていただいていますが、箱根駅伝予選会とは実に深いご縁を感じますね。

 

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