今回のコラムは、2011年3月11日に発生しました東日本大震災について
書かせていただきます。

今回の震災では多くの方がお亡くなりになりました。心よりご冥福を
お祈り申し上げます。また、多くの方が被災されました。心よりお見舞い
申し上げます。

地震、津波による一次的な被害にとどまらず、その後の福島第一原子力
発電所の事故による放射能漏れの問題は現在も進行中です。
まさに未曾有の事態です。

この大震災の影響を受けて、直接被災された地域はもちろん、それ以外の
地域でも多くのスポーツイベントが開催中止、自粛となっています。
このコラムをお読みくださっている大会主催者様のところでも同じように
開催中止の決定を下されたかも知れません。


このような状況では、否が応でも色々なことを考えさせられました。
大きく2つのことを述べます。

スポーツイベントは平和な日常の中にこそ
存在しうるということ

今まで当たり前の環境にあっては、なかなか感じることができませんでした
が、今回のような危機的な状況においては(特に渦中の当事者となっては)
スポーツイベントは存在しえないことがハッキリとわかりました。
そうなると私たちの仕事「スポーツイベントのタイム計測」も存在意義を
失います。これは大きな気付きでした。自分たちの存在意義は平和な日常
に立脚しているのだと再認識いたしました。

もう1点、
自分たちに何が出来るのだろうか
これも考えさせられました。計測工房には、被災地へ行って支援活動を
する能力もなく、何か役に立つ支援物資を持っているわけでもありません。
結論は出ませんでしたが、実践していることは自分の手の届く範囲で
支援活動をしようということです。

・計測工房としては3月11日以降に開催された大会で得られた売上金の
 1%を義援金として寄付させていただくことを今後続けます。
・藤井個人としては、自分にご縁や接点のあったところでの義援金募集
 に協力させていただいています。
・ブログ、ツイッター等で情報発信するにあたっても、何かしら
 世の中のお役にたてること、あるいはプラスの方向に貢献できる
 ような内容を書きたいと思っています。
・もし被災地が復興してマラソン大会などが再び開催されるようになり、
 そして計測工房にオファーが来たならば、金銭的な利益を度外視
 してでもお引き受けしたいと思います。

こんなことは特別なことでも何でもなく、これらによって貢献できる
範囲など微々たるものです。自己満足の域を脱していないかも知れません。
それでも何かをやらずにはいられない、そういう気持ちでいます。




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