vol. 019「2種目にエントリー!」

さて、多くの市民マラソン大会では、1つの大会の中に異なる距離のカテゴリーが
用意されています。フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5km、3km、2km・・・。

参加者の皆さんは各自の好きな距離に参加するわけです。

ところで、ときどき1つの大会の中で2種目に参加する強者もいます。
これはこれで、タイムスケジュールが重なっていなければ参加は可能です。
たとえば、9時スタートの3kmに参加して、走り終えた後、11時スタートの10kmに
参加するといった具合です。

今回のコラムは、こうした2種目エントリー(通称ダブルエントリー)についてです。

こういった場合のキーポイントは、2種目に参加する人は2種類の異なるゼッケンと
ICチップを手にしてしまうということにあります。
上記の例ですと、10kmのゼッケン・ICチップと、3kmのゼッケン・ICチップを持つ
ことになります。

トラブル例(1)
 誤って反対のゼッケン・ICチップをつけて出走してしまった。
 3kmレースに参加する際に、誤って10kmのゼッケン・ICチップをつけてしまった。
 こうすると、正しい記録計測はできません。おかしな記録として出力されるか、
 何らかのエラーとなってしまいます。

トラブル例(2)
 同時に2種類のゼッケン・ICチップをつけて出走してしまった。
 3kmレースに出場する際に、3kmのゼッケン・ICチップだけでなく、10kmの
 ゼッケン・ICチップもつけてしまっていた。
 上記のトラブル例(1)よりはまだマシですが・・・。というのも、この
 場合、3kmの記録計測は正常におこなわれます。ただし10kmの記録処理には
 支障を来たすでしょう。


最近あった実例ですが、5kmレースのあとに10kmレースというタイムスケジュール
の大会で、上記の(2)のように2種類のゼッケン・ICチップを同時につけてしまっ
た人がおりまして、5kmと10kmの両方をつけて5kmレースに出走したということが
ありました。このとき、走り終わった後にあろうことか、これからレースが始まる
10kmのほうのICチップまで回収されてしまい、10kmのスタート前に慌ててICチップ
がないといって記録室に飛び込んで来られました!
急きょ、その場にあった計測機材のテスト用のICチップを手渡して出走していただき
ましたが、スタートには少し遅れてしまったようです・・・。

結局のところ、
2種目エントリーの場合でも、それぞれの種目の
ゼッケン・ICチップを正しく装着していただき、
最初の種目が終わったら、きちんと次の種目にものに
付け替えていただければ何ら問題はありません


何事も「きちんと普通に」おこなうことが大切ですね。
(時としてそれが難しいのですが・・・)