vol. 003「計測チップが壊れた・・・」

私たちの商売道具であるタイム計測用のICチップ。
今回は、この計測チップが壊れてしまった話です。


その1「郵便局で・・・」
・計測チップはレースが終了したら必ずご返却いただくことになっています。
 しかし何らかの事情によりご返却いただけずに、お持ち帰りになってしまう
 参加者の方が時々いらっしゃいます。その場合は、後日にご返送いただく
 ことになるのですが・・・。
 ご返送の際は、通常の封筒に計測チップを入れて切手を貼って投函していた
 だくだけでも基本的にはOKです。しかし、とある時のこと・・・。
 郵便局から届いたその封筒は明らかに破損していました。見ると、郵便局
 からのメモが添えられています。
 「郵便番号で自動的に区分する機械を通したところ、
 封筒が破損しました

 というような主旨でした。はい、中身の計測チップは見るも無残にプレス
 されてペチャンコに変形してしまっておりました・・・。
 2度と使えない状態であったことは言うまでもありません・・・。

 とは言え、普段は封筒で郵送しても問題ないのですが・・・。
 後にも先にも、私が知っているのはこの時の一回だけです。



その2「犬が・・・」
・マラソン大会の場合、大会会場での選手受付の際に計測チップが選手の
 皆さんに配布されます。それを装着してレースに参加していただければOK
 なのですが、時々、受付で配布された計測チップを紛失してしまったり、
 何か困ったことが起きて相談に来られる参加者の方がいらっしゃいます。
 そんなトラブルの中でも最高傑作がこの話・・・。
 とある参加者の方が、受付を終えた後、計測チップについての相談に
 来られました。
「すみません、チップが壊れてしまったんですけど・・・」
「えっ。どうされたのですか?」
犬に食べられました
「・・・!!!」

 実話です。その参加者の方が連れておられた犬が、見事に噛み付いて
 しまったようで、計測チップは見るも無残にペチャンコに・・・。
 はい。2度と使えない状態であったことは言うまでもありません。
 その参加者の方には代わりの新しい計測チップを発行いたしました。

 それにしてもチップを犬に食べられたというのも、後にも先にも、
 私が知っているのはこの時の一回だけです。


ということで、世の中どこにリスクが潜んでいるかわかりません・・・。
そんなお話でした。